TOYOTA アクア


自動車カスタムは、既存の形状をベースに発展させるものである―

そんな常識を覆すようなカスタムを実現したのが、こちらの「トヨタ・アクア」のカスタムヘッドライトである。
通常、イカリングの取付施工や、プロジェクターの増設等、 既存のスペースにパーツを追加していくという工程となるヘッドライト加工。 今回求められたのは「手を加えただけ」の誰でも容易に実現できる製品ではなく、 原型を留めないような「全く新しい製品」であった。
しかし、元々形状が決まっている部分を新しく別の形状に仕立て上げるという作業には相当の労力が必要となる。 今回のカスタマイズでは、「アクリル加工」という技術を取り入れることで、 元々の形状を忘れさせるかのような、全く新しい形状に生まれ変わる形となった。

こちらが完成品のヘッドライト。
サイド部分には5本のスリット、正面にアクリルアイライン、イカリングは全てグリーンの3020SMDタイプのものを使用している。 Lo側プロジェクターの外周には、リングをより大きく取り巻くような、5mmLEDによるジュエルライン、更にHi側にプロジェクターはイカリングをダブルで配置することで、左右のバランス、および車体正面から見た際のバランス配分にも配慮した設計で仕上がっている。


”原型を留めないほどのインパクトを”というコンセプトの下で製作された今回のカスタムモデル。
例えば、オリジナル状態では、サイドにリフレクター(クリアレンズ)が装着されているが、 カスタム後においてはこちらを全て成型し直すことで綺麗な5スリットラインを実現している。
その他にも、プロジェクター周りのLEDラインやHi側ダブルリング等、 あらゆるカスタムポイントが、全てにおいて計算し尽された緻密な作業により実現した。


この鮮やかなまでのグラデーションとフラットな発光スタイルを実現したのが、独自技術「ブラストブライトテクノロジー」と「マルチカラーコントロールシステム」によるもの。
特殊な処理を施したアクリル樹脂系のパネルに、特殊な反射構造を形成し、更に各形状に合わせ最大限の発光効率を実現できるようにLEDチップを配置することで、鮮やかな光を実現する。
プログラムにおいて様々な指示することで、よりハッキリとしたグラデーションや発光パターンも再現することができる。


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